上手な医療のかかり方
- 更新日:2025年12月5日
- ID:3908
医療を提供する医療機関の数、医師や看護師など医療を支える人々の数は限られています。
上手に医療にかかることで、ご自身やご家族の金銭的な負担、時間的な負担、体力的な負担が軽くなるほか、医療機関、医療従事者への負担も軽減されます。
もしものときも安心して医療が受けられる体制を継続するには、一人ひとりのかかり方が重要です。
適正受診3ヶ条 (1)かかりつけ医を持つ!
日頃から気軽に相談できる「かかりつけ医」を見つけましょう
体調に不安を感じたときは、まず、かかりつけ医へ相談しましょう。
体調が悪いとき、急に具合が悪くなったとき、かかりつけ医がいると、体調の変化を気軽に相談できます。
大病院で治療が必要な場合、紹介状でスムーズに繋いでくれます。
医療機関・薬局の検索は、全国の医療機関・薬局情報検索ウェブサイト「医療情報ネット」(別ウインドウで開く)で検索してください。
「え、いきなり大病院に行ってはいけないの?」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはかかりつけ医に相談することで、みなさんの健康面や経済面にもメリットがあります。いきなり大病院にかかると特別料金がかかり、負担が大きくなることもあります

「はしご受診」はやめましょう
同じ病気でいくつもの医療機関を受診する「はしご受診」はやめましょう。
受診のたびに初診料や同じような検査料がかかり、検査による体への負担や医療費がかさみます。
治療もお薬も、自己判断でやめないようにしましょう
自己判断で通院をやめたり、途中で薬をやめると、せっかく順調に回復してきたのに、体調が逆戻りすることがあります。必ず医師の判断を受けましょう。
定期健診を受けましょう!
病気の中には、自覚症状がないものもあります。「自覚症状がないから大丈夫」ではなく、健康診断は定期的に受けましょう。また、健康診断で精密検査が必要と通知されたら、速やかに再検査を受けましょう。
適正受診3ヶ条 (2)診療時間内に受診!
なるべく診療時間内に受診するように心がけましょう。
救急外来は、一般の外来とは違い、夜間や休日に救命処置や入院など緊急性のある患者さんを対象に診療を行う外来です。
休日や夜間には限られたスタッフ数・機材で対応するため、平常時であれば受けられる検査も休日・夜間には実施できないこともあります。また、あくまで救急外来は応急処置を行う部門のため、受診しても一時的な治療しかされないこともあります。
それだけでなく、診療時間外の受診は平日の時間内の受診と比べて、みなさんの経済的負担が増えます。

※上記の金額には健康保険が適用されます
上記の表は時間外に医療機関を受診した場合に加算される金額です。
もちろん一刻を争う事態の時は受診すべきです。
しかし、翌日まで様子を見ることができる場合には、時間外受診を避けることで余計な出費を減らすことができるでしょう。
適正受診3ヶ条 (3)電話相談を活用!
受診について相談したいとき
#7119
利用時間:24時間 年中無休
利用料:無料 ※通話料はご負担いただきます
対象者:15歳以上
※ダイヤル回線・IP電話・光電話の場合は0744-20-0119
#8000
利用時間:平日 午後6時から翌午前8時
土曜 午後1時から翌午前8時
日曜・祝日・年末年始(12月29日から1年3月) 午前8時から翌午前8時
利用料:無料 ※通話料はご負担いただきます
対象者:おおむね中学生までの子ども
※ダイヤル回線・IP電話・光電話の場合は0742-20-8119
すぐに受診が必要な場合は
急を要する受診のために、安堵町では休日・夜間の突然の体調不良の際に受診できるよう、診療体制を整備しています。
詳しくは安堵町ホームページ「夜間・休日の急病時に・・・三室休日応急診療所と電話ダイヤルのご案内」(別ウインドウで開く)をご覧ください。
適正服薬3ヶ条 (1)おくすり手帳を活用しよう
おくすり手帳を一冊持っていることで、今までどのような薬が処方されているかを確認することができます。それにより薬剤師が薬の飲み合わせを確認でき、重複服薬(同じ効果の薬が重複して処方されること)や多剤服薬(多くの種類の薬が処方されること)などを防ぐことができます。
適正服薬3ヶ条 (2)かかりつけ薬局をもちましょう
かかりつけ薬局を決めておくことで、以下のようなメリットがあります。
・一つの薬局で複数の病院から処方された薬を受け取るため、薬剤師が飲み合わせを確認できる
・薬について専門家に相談できるため、安心して服用できる
・健康相談にも対応してもらえる
・重複する効果の薬を減らすことで、ご自身の経済的負担を減らすことができる
かかりつけ薬局をもちましょう
関連サイト:厚生労働省「身近な健康の相談役『かかりつけ薬剤師・薬局』を持ちましょう」(別ウインドウで開く)適正服薬3ヶ条 (3)ジェネリック医薬品を利用しましょう
「ジェネリック医薬品」とは、特許が切れた新薬と同じ有効成分で製造され、国が新薬と同等と認めたお薬です。開発費が少なくて済む分安価なため、使用を推奨しています。お薬によっては3割から5割安くなるものもあります。特に高血圧や糖尿病、花粉症などの慢性的な病気で長期間お薬を服用される方の場合は、大幅な医療費の削減につながる可能性があります。
※お薬の種類や症状によっては利用できない場合があります。医師・薬剤師にご相談ください。

お問い合わせ
安堵町役場住民課[1階]
電話: 0743-57-1511
ファックス: 0743-57-1525
電話番号のかけ間違いにご注意ください!

