新年のごあいさつ　令和5年1月

　新年あけましておめでとうございます。

　皆さんにおかれましては、健やかに新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

　昨年も引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、さまざまな活動に制限が強いられる1年となりました。

　住民の皆さんには、感染拡大防止のための対策の徹底にご協力いただいていることを深く感謝いたしますとともに、医療、介護、保育等従事者の皆さんをはじめ、最前線で奮闘されている全ての方々に、敬意を表します。

　さて、そのような世情ではございますが、昨年は冬の北京オリンピック・パラリンピックが開催され、日本は数多くのメダルを獲得し、日本を元気に、笑顔にしてくれました。

　安堵町では、昨年を始期とする「小さくてもキラリ光る　活力あふれるまち　あんど」を町の将来像に掲げた、第5次総合計画・第2期総合戦略をスタートさせました。

　自然災害や感染症など危機管理の推進や自助・共助・公助による地域創生、人口減少社会におけるダウンサイジングを進めるとともに、時代に生きる住民の皆さんが安心していきいきと暮らすことができるよう、歩みを進めていきます。

　今年の具体的な取組としまして、国土交通省直轄の遊水地事業の早期完成と、完成後の平常時の利活用の方針や、工事用道路の県道移管を協働で進めます。

　人口減少社会ではありますが、企業立地により、昼間人口の増加、町の活性化を図ります。さらに、県道大和郡山広陵線のJR大和路線踏切以北の整備を関係機関と協力し推進します。これにより、町内の東西南北の道路網が充実し、人が行きかうまち、雇用が生まれるまちを目指し、今後も安定した活力の増進を図ってまいります。

　教育・子育てでは、教育環境の充実と教育効果の更なる向上を図ることを目的に、0歳から15歳までの切れ目のない実質的な効果が得られるような仕組みづくりについて、積極的に検討するとともに、妊娠期からの切れ目のない地域ぐるみでの子育て支援の推進に努めます。

　社会情勢の変化に的確に対応しながら、安心・安全な住民生活の維持・向上を図り、「小さくてもキラリ光る　活力あふれるまち　あんど」の実現に向け、全力を尽くしてまいります。

　結びに、本年が、皆さんにとって健やかで幸多い1年となりますよう、心から祈念申し上げまして、新年の御挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。