第75回卒業証書授与式を挙行しました。(安堵中学校)
- 更新日:2022年3月15日
- ID:3154
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今、旅立ちの時!それぞれの道へ向かって・・・
令和4年3月15日(火曜日)、第75回卒業証書授与式を挙行させていただきました。先週から心配していたお天気も味方してくれ、暖かい春の日差しの中、立派に成長した3年生が笑顔で卒業していきました。コロナの影響等もあって、全員が揃っての式とはなりませんでしたが、今日以降で心を込めたミニ卒業式を行っていきたいと考えています。
全員に一人ずつ卒業証書を渡させていただいた後、私からは式辞の中で「君たちと出会った二年前、新型コロナウイルスが少しずつ拡大し、学校から笑顔と笑い声が消えました。コロナ禍での不安な日々、マスク生活、黙って食べる給食、さまざまな行事の縮小や中止、数々の困難を乗り越え、今こうして、君たちは卒業式を迎えることができました。多くの支えがあったとは言え、みなさん一人一人が、自分を律し、人を思いやり、持ち前の明るさで安堵中学校をリードしてくれた結果だと感謝しています。 本当にありがとう。「人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある」これは幕末を生きた坂本龍馬の言葉です。彼が伝えたかったこと、それは「幸せ」というのは、ひとつではないと言うことです。人と比べたり、世間が作りだす「幸せ」のイメージだけが「幸せ」だと安易に決めつけない、そうすれば、みなさん前には、無数の道が見えてくるはずです。自分が進むべき道を決める時、大切なのは「主体性」があるかどうかです。「主体性」とは「自分の意思でやることを決め、自分の責任で行うこと」を意味し、AIつまり人工知能には真似ができないことです。もちろんみなさんが進む道には、困難もあり、失敗や挫折を経験することもあるでしょう。でも道は一つではありません。遠回りしても諦めなければ、夢という「ゴール」にたどり着くことができる私はそう信じています。最後になりましたが、保護者の皆さん、お子様の御卒業、誠におめでとうございます。この三年間、子供たちはコロナ禍という逆境に立ち向かい、たくましく成長してくれました。しかし、こうした子供の頑張りも、その背中を押してくれる力強い保護者の存在があったからだと感じています。教職員一同も 日々緊張感を持ちながら子供の命を最優先にと考え、精一杯努力してきましたが、保護者や地域のご理解、ご協力がなければ今日という日を迎えることはできなかったと感謝しています。 さあ、卒業生の皆さん。新しいステージで、胸を張り、これからも感謝の気持ちを忘れず、自分の決めた道を突き進んでください。私たちはここから皆さんの活躍を見守っています。皆さんの前途に幸多かれと祈念し、私からの式辞とさせていただきます。」とお話させていただきました。
6分にも満たない短い挨拶でしたが、卒業生全員はしっかりと背筋を伸ばし、真剣な眼差しを向けてくれていました。その後、在校生からの送辞、そして卒業生からの答辞、それぞれに心がこもっており大変すばらしい式になりました。
安堵中学校 校長 久保茂樹
一人一人名前を読み上げ、卒業証書を渡させていただくことが出来ました。証書を手にした時の誇らしげな笑顔、はにかんだような笑顔、緊張した笑顔・・・それぞれにキャラクターが出ていて、私もつられて笑顔になっていました。
答辞の中で、卒業生が保護者や在校生に向け「贈り歌」を熱唱してくれました。伴奏も代表者が弾いてくれるなど心のこもった歌声に会場全体が温かい空気に包まれました。
最後の学活を終えた卒業生は、在校生が作ってくれた中庭の花道を通り、正門前で最後のあいさつを行います。今年も、各クラスが最後にお礼のあいさつを行い、私からも一言声をかけさせてもらいました。
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