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あしあと

    藺草栽培の1年<灯芯ができるまで>

    • 更新日:2015年4月6日
    • ID:869

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    灯芯(とうしん)ができるまで

    1. 藺草植え(10月下旬から11月初旬)

     藺草(いぐさ)植え準備のため、植える前日に藺草の苗とりをします。

    藺草を保存していた株を掘り起こし、茎を15センチ位に短く刈り、新芽のある部分をほぐしとって小分けにしていきます。1本の茎を使ってひとまとめに結び、ひと苗にして準備します。 

     苗とりの準備が整うと、藺草を植えていきます。

    十分に土をならし、水を入れておいた水田内に稲と同様、間隔をとりながら苗を植えていきます。新芽の部分を上にするように注意深く土中に植え込みます。

    この苗が水中で冬を越し、春を迎えて株が枝分かれをはじめ少しずつ大きく育っていくのです。

    藺草植えは、当館の体験会で体験または見学が可能です。

    開催については、随時お知らせしています。

    2. 藺草刈り(6月から7月上旬)

     春頃から一気に成長する藺草に肥料を与えると、1メートル前後の青々とした長い藺草に成長します。 

    鎌で一束ずつ丁寧に刈り取り、短い藺草をふるい落としてひとまとめにします。

    3. 藺草干し(6月から7月上旬)

     刈り取られた藺草を、すぐに乾燥させます。

    梅雨の合間の強い日差しの下、グラウンド等の広い草の上に藺草を広げて乾燥させます。

    天日干しの間に、雨にかかると真っ白な灯芯が赤茶けてしまうため、天候の変化には細心の注意が必要です。

     広げて乾燥させた藺草を、翌日からは束にして下の写真のように上部をわらで縛り立たせてさらに十分に乾燥させます。

    まるで人形が立っているような格好であることから、この干し方を「人形たて」と呼びます。

    乾燥が完了すると、今年の新藺の出来上がりです。

    束にして、冷暗所で保管し、これから1年間の灯芯ひき体験会等に利用します。

    4. 灯芯ひき

     藺草は、乾燥までの工程を済ませた後、灯芯ひきの原料として使用します。

    灯芯ひきをするには、作業前に必要な量の藺草をあらかじめ湿らせたむしろの中に寝かせ、乾燥した藺草を再度やわらかく戻して準備します。

    下の写真は、灯芯ひき作業の様子です。灯芯を引き出すために使うのは専用の道具で、正面の向こう側に刃物が台に取り付けてあります。それを「灯芯ひき台」と呼び、藺草を裂いて灯芯と表皮に分ける道具です。熟練者がひくと、途中で切れることなく見事に長い灯芯が取り出されます。

     昔は、安堵町の多くの家々で藺草を栽培し、灯芯ひきをされる姿が見られたといいます。現在は、わずかに数名の方が継承されている貴重な伝統技術となっています。


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