町長のうぶすな日記【6月19日】

紫陽花の花も美しく、ここ数日は真夏を思わせる青空が広がっています。

さて、現在安堵町では、「案山子」で町おこしに取り組んでいます。

人口減少が進む中、「その分を案山子でにぎやかにしよう」というコンセプトで

昨年10月頃から町民有志がそれぞれ材料を持ち寄り、案山子の制作を行っています。

役場の県道沿いに、戦前、町内を走っていた「天理軽便鉄道」の安堵駅で列車を待つ人々、

飽波（あくなみ）神社には「腰掛石」に座る聖徳太子といった安堵町で実際にあった景色を再現したものや、

田園風景に広がる町内にミレーの「落穂拾い」を模した作品など町内10か所に約40体の案山子が彩ります。

個人や各種団体が参加し、まさに町全体で盛り上げたいという熱い思いが感じられます。

町も、その熱い思いを魅力として発信し、多くの方に安堵町に来てもらい

元気にしていきたいと考えています。

まだまだ、案山子を増やしていきたいと考えております。

ぜひ、ユーモアあふれる楽しい「案山子」をご覧に安堵町へお越しください。